資料詳細

概要

ちくまプリマー新書 403
私たちはどう学んでいるのか
創発から見る認知の変化
鈴木/宏昭‖著
筑摩書房
2022/06
9784480684318

利用状況

詳細

書名1 私たちはどう学んでいるのか
書名2 創発から見る認知の変化
著者名 鈴木/宏昭‖著
配架場所コード
104 新書コーナー
請求記号 080/C/403
分類記号1
080 叢書.全集
分類記号2
C
副本記号 403
叢書名 ちくまプリマー新書 403
出版者 筑摩書房
出版年月日 2022/06
ページ 216p
サイズ 18cm
ISBN1 9784480684318
件名 認知 ニンチ 学習心理学 ガクシュウ/シンリガク 学習 ガクシュウ 心理学 シンリガク
登録番号 00055109
内容細目1 文献:章末
内容細目2 はじめは全く打てなかったキーボードが、そのうち自動的に指が動き正確に打てるようになるのはなぜか。認知的変化に働く無意識的なメカニズムを創発という観点から検討し、「学び」の実態を明らかにする。お勧めの文献も掲載。
内容細目3 〈鈴木/宏昭〉 1958年生まれ。東京大学大学院単位取得退学。博士(教育学)。青山学院大学教授。日本認知科学会元会長、フェロー。著書に「認知バイアス」など。
内容細目4 はじめは打てなかったキーボードが、そのうち自動的に指が動き正確に打てるようになる。なかなか解けなかった問題なのに、ある瞬間にその解がひらめくこともある。こうした認知的変化に働く無意識的なメカニズムを創発という観点から検討。認知科学の視点から「学び」の実態を明らかにする。
内容細目1 はじめに
内容細目2 第1章 能力という虚構
内容細目3 1 アブダクションから生まれた「能力」概念
内容細目4 2 能力のメタファー的理解
内容細目5 3 能「力」というメタファーが生み出すイメージ
内容細目6 4 論理的思考力は安定しているのか
内容細目1 5 数学的思考力の文脈依存性
内容細目2 6 多様性、揺らぎ、文脈依存性が意味すること
内容細目3 参考にした文献、お勧めの文献
内容細目4 第2章 知識は構築される
内容細目5 1 知識は伝わらない
内容細目6 2 知識の3つの性質
内容細目1 3 知識の構成主義
内容細目2 4 身体化された知識とシミュレーション
内容細目3 5 コトバによる伝達がうまくいかない理由
内容細目4 6 状況のリソース
内容細目5 7 モノ的知識観からコト的知識観へ
内容細目6 参考にした文献、お勧めの文献
内容細目1 第3章 上達する-練習による認知的変化
内容細目2 1 上達と練習
内容細目3 2 練習のベキ乗則
内容細目4 3 練習によって何が変わるのか-マクロ化と並列化
内容細目5 4 スキルとその実行環境
内容細目6 5 プラトー、後退、スパート
内容細目1 6 スランプの中の揺らぎ
内容細目2 7 まとめ-多様性、揺らぎ、創発
内容細目3 参考にした文献、お勧めの文献
内容細目4 第4章 育つ-発達による認知的変化
内容細目5 1 発達とは
内容細目6 2 発達段階
内容細目1 3 子供は本当に別世界の住人なのか
内容細目2 4 複数の認知的リソース
内容細目3 5 同時並列的活性化
内容細目4 6 揺らぎと発達
内容細目5 7 環境と発達
内容細目6 8 まとめ-発達も冗長性と揺らぎの中で生み出される
内容細目1 参考にした文献、お勧めの文献
内容細目2 第5章 ひらめく-洞察による認知的変化
内容細目3 1 ひらめきとは
内容細目4 2 ひらめきはどう研究されてきたか
内容細目5 3 制約緩和としてのひらめき
内容細目6 4 制約緩和における多様性と評価
内容細目1 5 ボンクラな意識、働き者の無意識
内容細目2 6 環境との相互作用
内容細目3 7 メタ学習-ひらめきやすい頭になる
内容細目4 8 まとめ-冗長性と揺らぎがひらめきを生み出す
内容細目5 参考にした文献、お勧めの文献
内容細目6 第6章 教育をどう考えるか
内容細目1 1 素朴教育理論
内容細目2 2 学校教育経験由来の誤った素朴教育理論
内容細目3 3 近接項としての兆候、遠隔項としての原因
内容細目4 4 徒弟制から学ぶ
内容細目5 5 2つの模倣とアブダクション
内容細目6 6 学びを支える動機、そして教師とは
内容細目1 7 まとめと注意
内容細目2 参考にした文献、お勧めの文献