ちくまプリマー新書 404
やらかした時にどうするか
筑摩書房
2022/06
9784480684295
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書名1 | やらかした時にどうするか |
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著者名 | 畑村/洋太郎‖著 |
配架場所コード | 104 新書コーナー |
請求記号 | 080/C/404 |
分類記号1 | 080 叢書.全集 |
分類記号2 | C |
副本記号 | 404 |
叢書名 | ちくまプリマー新書 404 |
出版者 | 筑摩書房 |
出版年月日 | 2022/06 |
ページ | 217p |
サイズ | 18cm |
ISBN1 | 9784480684295 |
件名 | 思考 シコウ 問題解決 モンダイ/カイケツ 思考 シコウ 物の見方・考え方 モノ/ノ/ミカタ/カンガエカタ |
登録番号 | 00055110 |
内容細目1 | どんなに注意しても、どれほどたくさん知識を備えても、完全に防ぐことができない「失敗」。失敗を怖れることなく果敢にチャレンジできるよう、失敗の原因を分析し、それを糧にする方法を紹介する。 |
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内容細目2 | 〈畑村/洋太郎〉 1941年東京生まれ。東京大学名誉教授。工学博士。畑村創造工学研究所主宰。NPO法人「失敗学会」、「危険学プロジェクト」を立ち上げる。著書に「失敗学のすすめ」など。 |
内容細目3 | どんなに注意しても、どれほどたくさん知識を備えても、失敗を完全に防ぐことはできません。なぜ失敗したのか、その分析やそれを糧にする方法を身につけ、失敗を怖れることなく果敢にチャレンジできるようになりましょう。失敗との上手な付き合い方や、新たな価値を生み出す創造的思考などについて解説します。 |
内容細目1 | はじめに |
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内容細目2 | 失敗に厳しい時代を生き抜くために/失敗学から派生した新たな「創造学」 |
内容細目3 | 第一章 取り返しのつかない失敗を乗り越える |
内容細目4 | 1 追いつめてくる自分自身から逃げろ! |
内容細目5 | “やらかしパニック”から脱出する/大失敗はうつの状態に陥る引き金/決して「きれいごと」ではすませない |
内容細目6 | 2 失敗から逃げ切れば必ず復活できる |
内容細目1 | 頭のなかで全力で責任転嫁する/エネルギーの回復に全力を注ぐ |
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内容細目2 | 第二章 自分の頭でちゃんと考える |
内容細目3 | 1 他人事化の弊害 |
内容細目4 | 匿名の誹謗中傷が増殖/いまの時代を生きるための二択 |
内容細目5 | 2 東電福島原発事故から見えてくるもの |
内容細目6 | なぜ非常用ディーゼル発電機は浸水したのか/トルネードのない日本で地下一階に設置した“愚” |
内容細目1 | 3 なぜ日本人は自分の頭で考えられなくなったのか |
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内容細目2 | できあがっているものは真似ればいい/表面的知識と体験的知識/失敗を他人事でなく自分事としてとらえる |
内容細目3 | 4 他人の失敗を自分事化する方法 |
内容細目4 | あまりに痛すぎる失敗話/私が体験した実験中の大失敗/死亡事故になりかけた失敗 |
内容細目5 | 5 体験的知識はいかに大切か |
内容細目6 | 失敗で生まれた「受け入れる素地」で体験的知識を得る/現場で体験することの大切さを実感/建設重機を操縦し分解して組み立てる |
内容細目1 | 6 ダメージを最小限に抑える「仮想失敗体験」 |
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内容細目2 | 安全教育で活かされる仮想失敗体験/仮想失敗体験が「真の理解」を生む/失敗は体験的知識を得るチャンス |
内容細目3 | 第三章 失敗と上手に付き合う |
内容細目4 | 1 「失敗」を定義する |
内容細目5 | そもそも「失敗」とは?/人間が関わった望ましくない予期せぬ結果/失敗のチャンスを取りあげられた子どもたち/「解答を最短で出す効率的な教育方法」の間違い |
内容細目6 | 2 失敗で体験的知識を身につける |
内容細目1 | 見本(答え)のないものを作る授業/体験的知識は自分で体感しなければ学習できない/真に役立つ体験的知識を身につける/創造的に生きるための「失敗学」/大切なのは失敗と上手に付き合うこと |
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内容細目2 | 3 「失敗」にはいろんな種類がある |
内容細目3 | 「よい失敗」と「悪い失敗」とは?/成長するには「よい失敗」が必要/「悪い失敗」はできるかぎり避ける |
内容細目4 | 4 失敗の原因を解明する「逆演算」 |
内容細目5 | 順演算では失敗の原因がわからない/原因から失敗までの因果関係が明らかに |
内容細目6 | 5 失敗の原因を分類する |
内容細目1 | 機械設計に関して作成された「失敗原因分類図」/個人の「失敗の原因」も分類できる五つの項目 |
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内容細目2 | 6 「六項目」による失敗の記述 |
内容細目3 | 失敗は結果だけしか見えていない/失敗経験を五つの項目で記述する/[事象][経過][原因][対処][総括][知識化] |
内容細目4 | 7 失敗にもある「ハインリッヒの法則」 |
内容細目5 | 「ヒヤリ・ハット」は大事故の予兆/失敗の要因は成長し合体する/小さな失敗も軽く見てはいけない |
内容細目6 | 8 失敗は予測できる |
内容細目1 | 小さな失敗は大きな失敗の予兆/失敗に学べばクリエイティブな生き方ができる |
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内容細目2 | 第四章 創造的思考で新たな価値を生み出す |
内容細目3 | 1 新たな価値あるものを生む「創造的思考」 |
内容細目4 | 失敗が創造の種を生む/失敗学から派生した創造学/創造するための思考は逆の順番をたどる/創造的思考の四つの進め方/アイデアの種を思考平面に落とす/アイデアに脈絡をつける「仮説立証」/アイデアの脈絡に肉付けする「具体化」/アイデアを洗練・発展させる「仮想演習」/無理、無駄、矛盾を発見して削除する/無意味なこだわりは捨てる |
内容細目5 | 2 「思いつきノート」で創造的思考を鍛える |
内容細目6 | 思いつきをアイデアに昇華させて記録する/紙に手書きがお勧め/「表題」はアイデアを表す概念/一枚目は「アイデアの種を書く」/二枚目で「脈絡をつくる」/三枚目は「具体化する」/四枚目で「洗練・発展させる」/信頼できる第三者と仮想演習する |
内容細目1 | 3 思考展開図で頭のなかのアイデアを整理する |
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内容細目2 | 「思いつきノート」と「思考展開図」の考え方のちがい/立体的に進む「思考展開」/「ひとを乗せて運ぶ」というテーマが「自動車」になるまで/創造的思考でクリエイティブに生きる |
内容細目3 | 第五章 クリエイティブな生き方に挑む |
内容細目4 | 1 創造的思考は「おもしろそう!」から始まる |
内容細目5 | 人間はAIに勝てないのか/ノイマン型コンピューターの限界/クリエイティブに生きる大谷翔平選手 |
内容細目6 | 2 挑戦への敬意が世界を変える |
内容細目1 | 失敗を恐れずチャレンジする若者たち/リスペクトを背景に生まれる新たなムーブメント/自分で動かなければ何も始まらない |
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内容細目2 | おわりに |